Facebookが釣り投稿排除へ動いた。クリックベイド判定アルゴリズム
Facebookがクリックベイド見出しを判別し、ニュースフィードペナルティーを与えるアルゴリズムを走らせたことを発表。
投稿に興味を持ってリンク先を開いたら「ガッカリ」というのはFacebookユーザーなら一度は経験したことがあるのではないだろうか。
「ベッドの下を覗くとなんとこんなものがぁ!大ショック!」こんなものとは一体何なんだ?と思わずクリック。
結果ガッカリ!
Facebookが挙げたスパム例
Facebookが、クリックベイド排除に向けて本格的に動き出したことを、2016年8月4日に同社の運営するNewsroomで発表した。
News Feed FYI: Further Reducing Clickbait in Feed >>
Facebookが挙げた例だが、こんな見出しを見たことはないだろうか?
「ベッドの下を覗くとなんとこれがいました。大ショック!」
「ニンニクを靴に入れてみた。その結果が信じられないことに!」
「犬が配達人に吠えた!その瞬間に・・・」
どれも思わずクリックしてみたくなる見出しであり、釣り特有のそれでもあると言える。
ユーザー体験を損ねるだけの投稿を排除
ネット上での釣りはなにも今に始まったことではない。メールやトラックバック、アクセス解析の足跡などネット上のフィールドではさまざまあった。逆を言えばフィールドの数だけフィッシングと呼ばれる釣りは行われてきた。
その対策手段としてなじみ深いのは、メールのスパムフィルターと呼ばれる迷惑メールフォルダー行きではないだろうか。
ニュースフィードは、メールでいうところの受信トレイだと考えたらわかりやすい。
受信トレイというプラットフォームを管理しているFacebookからすれば、それを健全なフィールドにしたいと思うのは当然のことだ。
リンク先の滞在時間の計測
ユーザーのリンク先の滞在時間の計測は以前から行われていたようだ。
Facebookのニュースフィードに流れてくる投稿のリンクをクリックして、そのリンク先の内容にガッカリして再びFacebookに戻ってきたタイムだ。
そうしたガッカリユーザーが多い投稿(者)や、さらにはリンク先ページに対してもペナルティーを課しているらしい。
当然だろうがサイト(ドメイン)にも同じような処置がなされてると考えてよさそうだ。
Facebookの新たなアルゴリズムはフレーズを識別
誤解を招く投稿見出しにも識別判定が下される。
Facebookが挙げた例では、
「○○の式典でレッドカーペットにつまずいた人」
「リンゴは実はあなたにとって害です。毎日食べると害になります」
今回のアルゴリズムでは、明らかに誤解を招くと思われるフレーズでトラフィックを稼ごうとするものにスパム判定をするものです。
Facebookが目指すニュースフィード
ニュースフィードは本物のコミュニケーションの場だとFacebookは考えている。もちろんそうなのだろう。
FacebookのNewsでは、
ニュースフィードが本物のコミュニケーションの場であるために我々はクリックベイドの削除に努めていきます。
と締めくくっている。
Facebookクリックベイドまとめ
若者を中心としてのFacebook離れが大々的?に囁かれて久しい。
それゆえに運営側とすれば騒音(スパム)は出来る限り排除したい。
コミュニケーションの場であるSNSだが、リアルなそれと比べるとまだまだお手軽ゆえの盲点があるようだ。
トラフィック稼ぎの釣り場にならない管理はもちろん、簡単に釣られない自己防衛管理が必要なのは言うまでもない。
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