真冬の車中泊でColemanのヒーターアタッチメントとSOTOシングルバーナーST-310で暖を取る

冬の車中泊で使うストーブを探していて見つけたColemanのヒーターアタッチメント。中華のこのような商品はよく見かけるが、Colemanという信頼ブランドから出ているということで即買いした。
SOTOシングルバーナーST-310は車中飯で活躍してくれているので、そいつと組み合わせることでミニマムな暖房が手に入る。
電気毛布、パネルヒーターと電気を利用する暖房はあるが、電気だけではサブバッテリー頼りなので心もとない。
これで冬の車中泊も少しは過ごしやすくなってくれるとありがたい。
もちろん賛否あることも承知だが、今使っている資産(SOTO ST-310)にちょっとプラスするだけで、さらに暖房用途で活躍するという小さなロマンは代えがたい。

Colemanヒーターアタッチメントで寒さ対策

Colemanヒーターアタッチメント(170-7065)は、シングルバーナーと組み合わせで使うミニマムな暖房器具だ。
直径8.6×高さ6cmと、暖房器具としてのコンパクトさ加減はピカイチだ。
すでに所有しているSOTOシングルバーナー(ST-310)と組み合わせて使うので荷物としてもコストとしても最小限で使える。
同じような中華製品はよく見かけるが、Colemanという安心ブランドで発売されている商品ということで即買いした。

材質はステンレスで本来はスポーツスターストーブなどに乗せて使うものだ。
アタッチメントの切り欠きがストーブの五徳に合うかどうかで、他のストーブで使えるかどうかが決まるようだが、SOTOシングルバーナーST-310では切り欠きが合わさった。
アタッチメントは五徳が3本足か4本足で対応できる切り欠きになっている。

ただし、メーカー対応製品との組み合わせ以外での使用に関しては自己責任となる。

念のため、アマゾンの説明欄に記載されている対応機種は以下のものとなる。

使用感について

コールマンのヒーターアタッチメントを実際に使ったのは、滋賀県高島市にあるマキノピックランドで車中泊をした11月9日。
サンバーバンの荷室は夕方からはプライベートリビングになる。
極寒というわけではないが、じっとしていると寒さが体を硬直させ、手足の先は冷たさで感覚をなくしていくくらいには寒い。
早速、SOTOのシングルバーナーにコールマンのヒーターアタッチメントを取り付け点火してみる。

取り付けると言っても、実際は乗っけるだけだ。SOTOのST-310シングルバーナーは4本足で、コールマンのヒーターアタッチメントも4本足対応に切り欠きがついている。
そのためぐらつくことなくしっかりと安定してくれる。

説明書によると、ヒーターアタッチメントの上でちょっとした調理や保温などもできる。
問題は輻射熱だ。

輻射熱による問題について

点火して30分したあたりで、CB缶が熱くなっているかを手で触って確かめてみた。
ネット上では、輻射熱によるCB缶の破裂などを懸念する声が少なからずある。
結果は手で触れる程度の暖かさで正直普段とまったく変わらない。
もともとシングルバーナーはその上にフライパンや手鍋などを乗せて調理するものなので当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。
また、ヒーターアタッチメントの構造上によるものだろうか、アタッチメントの上部は熱が来るが、横の側部はさほど熱くはなっていない。そのため周りにある物への熱も、思ったほど気にならなかった。時々CB缶への熱を確かめてみるも、手で触り続けることができるほどだった。感想としてはほんのり暖かくなっているといった程度。

暖房効果について

今回は、軽の箱バンの中での使用だったが、それには十分すぎるほどの暖房効果が得られた。
点火してすぐに室内が暖かくなり、次第に暑く感じるようになった。
それからはずっと最小ギリギリまで火を弱めて使っていたが、それでも暑くなって結局は消化して朝まで過ごした。
軽の箱バンでの使用では十分すぎるくらいの暖房効果が得られた。

これまで真冬の車中泊はなんとなく避けてきたが、これさえあれば寒さ知らずで快適に過ごせそうだ。

実際に使用したときのYouTube動画を下に貼り付けておいた。
是非参考にご覧いただきたい。

最後に・・・

軽箱バンでの冬の車中泊では十分に暖房効果が得られた。
車内で火を使うということに対する不安の意見もあるだろうが、なかむらとしては間違いなく買ってよかった。
もちろん、使用中の換気は十分に行う必要がある。なかむらの場合は、いつもUSBファンで作った換気扇は回しっぱなしだ。それでも暑くなって止めたくらいだ。
車中泊をなるべくミニマムにしていきたいと考えるなら、もともと使っているものを利用するシングルバーナーとコールマンのヒーターアタッチメントの組み合わせはおすすめだ。