コンテンツマーケティングで成果を獲得するためのフレームワーク設計

コンテンツマーケティングフレームワーク

コンテンツマーケティングとは、見込み客にとって価値ある情報を発信し、教育によってニーズを育て、購買行動によってファンになってもらう一連の流れを目指すマーケティング施策だ。
マーケティングの最終目的は「売上を上げること」である。
ランディングして来たユーザーを一連の流れに沿ってコンバージョンに導くためには、当然ながらその導線の設計が大切な要素となることはお分かりだろう。

コンテンツマーケティングにおけるコンテンツ設計

コンテンツマーケティングでは、「誰に、何を伝えたいのか」をはっきりとイメージして作り上げることが肝心だ。
それによってユーザーに価値を与えることができるかどうかが決まる。
今、あなたが発信しようとしているものは、誰のどんな悩みを解決するものになっているのか。

フォーカスキーワード設定

1ページ1キーワードや1ページ1テーマで記事を投稿していく。つまりその記事のキーワードはひとつに絞り、そこにフォーカスをあてた文章を投稿する。
これはコンテンツマーケティングの基本中の基本でもある。
もちろん、このフォーカスキーワードはユーザーが求めている(検索する)クエリとなるよう意識する必要がある。

ペルソナ(ターゲット設定)

ユーザーを群でとらえるのではなく、性別はもちろん、年齢、家族構成、年収にいたるまであらゆる点で絞り込み、その人に届く文章構成にする。これをペルソナ設定と呼ぶ。
もちろんだが、ペルソナを設定することが目的ではなく、設定したペルソナに届く内容にすることが肝心だ。
ペルソナを設定することにより、その人の悩みや、疑問に寄り添った投稿が可能となる。

ペルソナについては、
コンテンツマーケティングにおけるペルソナ設定のメリットと方法の解説 >>
を御覧ください。

コンテンツマーケティングのフレームワーク「トリプルメディア」

コンテンツマーケティングを実践していく上で、トリプルメディアというフレームワークを理解する必要がある。
トリプルメディアとは、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」の3つのマーケティングチャネルを整理したフレームワークで、それぞれのメディアがしっかりとした役割を持って機能している。
つまり、この3つのメディアを機能させることがコンテンツマーケティング成功の条件とも言える。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、サイトやブログ、動画など、ユーザーに価値あるコンテンツを提供することにより、集客していくメディアである。
ビジネス成功の為の第一目標が集客である事はいうまでもない。オウンドメディアという集客できる場所を自前で持つことにより広告費をかけ続ける必要がなくなる。

ペイドメディアとは

PPC広告などにより、費用対効果を求めるためのメディアがペイドメディアだ。
つまり、自社の製品やサービスを見込み客に訴求し、売上を上げるためのメディアをさす。
オウンドメディアで集客が出来ればペイドメディアでの広告費用が削減できる。あるいは広告に頼ることなく集客できる。
※ オウンドメディアとペイドメディアでは、その目的が明確に違うことを念頭に置いてもらいたい。

アーンドメディアとは

アーンドメディアとは、オウンドメディアへの集客目的で使われるFacebookやTwitterなどのソーシャルアカウントのことだ。
オウンドメディアの記事をアーンドメディアで投稿することにより、集客効果が生まれ、認知してもらい、評判を獲得することが可能となる。
さらに拡散されることでバズが起こるかもしれない。ただし、バズ狙いは容易に見透かされる。
※ アーンドメディアから直接ペイドメディアにランディングさせる投稿も見られるが、商品やサービス情報ではユーザーに無視される可能性が高いばかりか、嫌われかねない。

トリプルメディア構築と人の流れ

企業はもちろんのこと、個人事業主でもオウンドメディアへの取り組みが積極的に行われるようになってきている。
それに伴ってオウンドメディア立ち上げを支援するビジネスも盛んだ。
どんなに立派なレジスターを置いても、客が来なければ意味がない。
店外からの集客、店内の導線、レジまでの流れ。これらを設計構築をすることはリアルでもウェブでも同じなはずだ。

ニーズを育てるための教育

オウンドメディアからペイドメディアへのランディングには、ユーザーのニーズを掘り起こすための「教育をする」というフェーズが重要となる。
ニーズを感じていないユーザーに、いきなり商品やサービスの売り込みをしても決定率はあがらない。
それどころか、せっかくランディングしてきてくれたユーザーをがっかりさせることにもなりかねない。

ユーザーにとって、「なぜ今必要なのか?」「商品やサービスがユーザーの人生にどう関わっていくのか?」などの教育をしていくことでペイドメディアでの売上を上げていくことになる。

この教育には、メルマガ、ステップメール、EBOOKのダウンロードなどが用いられることが多い。最近ではLINE@への友だち登録などもこの教育に使われる。
特に、ステップメールやEBOOKでは、それを用意することでシステムによる自動化が可能となる。

オウンドメディアのコンバージョン

オウンドメディアのコンバージョンはリード(見込み客)の獲得となる。
ユーザーに向けて教育していくコンテンツを配信し、ペイドメディアの価値を高め、売上に結びつける。
オウンドメディアでは、リードの獲得が目的であり、売上を上げることが目的ではないということを忘れないようにしたい。

CTA(コール・トゥー・アクション)の設置

オウンドメディアでのコンバージョンは、ユーザーと直接の接点を作ることにある。つまり、メルマガ登録やステップメール配信、EBOOKダウンロードなどの無料オファーによるリストの獲得だ。
そのためにはCTA(コール・トゥー・アクション)の設置は不可欠だ。
ユーザーに名前とメールアドレスを登録してもらう。あるいはLINE@で友だち登録。
「教育」というとなんだかおこがましい感じがするが、ニーズを感じてもらう為のマーケティングアクションのひとつと捉えたら理解しやすいだろう。
多くの場合、CTAは記事直下に設置することによって効果が最大化される。また、最近では記事の途中にテキストリンクでLP(ランディング・ページ)に誘導し、そこに設置されたフォームからリストを獲得するなどの方法もとられている。

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2017年12月11日20時より行われたTeamSEEKのウェブセミナー動画。

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