軽箱バンのフロントドアデッドニング。制振と吸音とエンクロージャー化
軽箱バンのデッドニングはやればやっただけ効果があり、それゆえ沼にハマっていく人も多いのだとか。
オーディオテクニカ製のバイブレーションコントローラーと発泡ウレタンCH402、ダイソー100円レジャーシートを使ってフロントドアのデッドニングをしていく。
フロントドアのデッドニング
近所のオートバックスの閉店セールにて50%OFFで手に入れたオーディオテクニカのバイブレーションコントローラー。
正規の値段ではなかなか手が出せないお値段のレジェトレックスだ。
つまりアルミテープとブチルゴムを組み合わせたような素材で、金属板などに張り付けて制振するためのもの。
オーディオテクニカのバイブレーションコントローラーは通常ドア1枚について2から3つ必要とのことだ。
ただ、それではなかむらにとってはあまりにもコストがかかりすぎなので、運転席と助手席両方のデッドニングをひとつで行うことにする。
吸音材としてホームセンターで売られていた発砲ウレタンを利用。説明書きに「吸音実績あり」との記載がある。
また、ドアのサービスホールを塞いでエンクロージャー化するために100均のアルミレジャーシートを利用。
用意したものは以下の通り。
・オーディオテクニカ製 バイブレーションコントローラー
・吸音効果ありの発砲ウレタン
・100均のアルミレジャーシート90×160cm
・アルミテープ
これでデッドニングとオーディオの音質向上がかなえばいうことなしだ。
フロントドアの内張りを剥がす
デッドニングは内張りを剥がした中での作業となるためそれを外していく。
運転席では失敗したくないので、助手席側から施工をおこなっていくことにした。
サンバーのドア内側の取っ手はネジで固定されているだけなのでそれを外す。
ガラスの上げ下げをする手動式のクルクルハンドルは、付け根の隙間にマイナスドライバーなどを突っ込んでピンを外すと取れる仕組みになっている。
マイナスドライバーでピンの先を押し込んで、次にその反対側の頭をドライバーにひっかけて外す。
取っ手、ロック解除レバー、クルクルハンドルが外れたら、あとは内張りはがしをつかってそれを外していく。
ドア内側にバイブレーションコントローラー貼る
バイブレーションコントローラーをハサミで貼りやすい大きさにカットしておく。
ブチルゴムのような素材でありながらハサミが汚れずカットしやすいのはさすがお高い製品だけのことはある。
安いレジェトレックスではこうはいかない。
カットしたものを助手席用と運転席用の2つに分けておく。勢いあまって片側に貼りすぎないための予防策だ。
ドアのアウターパネルとインナーパネルにバイブレーションコントローラーを張り付ける。
張り付けはサービスホールから手を突っ込んで行う。
鉄板にしっかりと密着させることが重要なため、張り付けた後に内張りはがしなどを使ってゴシゴシこすりつける。
また、鉄板と鉄板のつなぎ目などは、橋渡しをするようにコントローラーを張る付けると良い。
吸音材のウレタンを張る
制振材を張っただけでは吸音してくれないため期待する効果は得られない。
バイブレーションコントローラーの上から吸音材としてウレタンを張り付けていく。
もちろん、張り付けやすいように適当な大きさにカットしてから作業を行う。
ここではガラス窓の開け閉めに干渉しないように注意が必要だ。
サンバーの場合、ウレタンは10mmの厚みのもので干渉せず張り付けられた。
ドアをエンクロージャー化する
オーディオの音質を向上させるためにドアをエンクロージャー化していく。
ドアの余分な穴を塞いで箱型にすることでスピーカーからの音を車内側に響かせるというもの。
サービスホールを100均で購入したアルミのレジャーシートで塞ぐ。本来はオーディオテクニカのバイブレーションコントローラーをカットして塞ぐのだが、それは1つしかないので代用だ。
100均のレジャーシートにどれだけその効果があるのかの疑問は残るが予算を優先した。
張り付けはアルミテープで行った。
あとは内張りをもとに戻して作業完了だ。
結果
今回のデッドニングを行ったことで、ドアの開け閉めの音がそれまでの『バタン』から『バフッ』という高級感あるものに変わった。
外からの騒音が軽減され、密閉感が向上した。
オーディオからの音質も若干ではあるが音のひとつひとつが聞き取りやすくなった気がする。
YouTube
今回のフロントドアのデッドニング作業の様子をYouTubeでアップしています。
よかったらこちらも併せて参考にしてください。
東海地区ホームページ制作会社
お問合せ
ご依頼および業務内容へのご質問などお気軽にお問合せ下さい
集客からファン化へ
今抱える問題や悩みをお聞かせください。TeamSEEKが問題解決まで完全サポートいたします。