GoogleビジネスリスティングのQ&A(質問と回答)はFAQでの利用も可能
GoogleのビジネスリスティングにQ&A(質問と回答)機能があるのはご存知の通り。
ローカル検索で上位表示させるためには、ユーザーのクエリに対する回答がどれだけリスティング内に入っているかに関わってくる。
また、ユーザーの疑問に最も正確で有用な回答を出せるのはビジネスオーナーだ。
Q&A機能はビジネスオーナー側がFAQとして利用することができるというのはあまり知られていないかも知れない。
GoogleビジネスリスティングのQ&A
ユーザーの多くは、自分がどこに行くべきかを決定する前に、その場所についての気になる点や、懸念事項をクリアしておきたいという欲求がある。
また、ユーザーのクエリに対してローカル検索で上位表示させるためには、そのキーワードがリスティング内に入っているかどうかが大きく影響する。
Googleのビジネスリスティングには「質問と回答」というQ&A機能があるのはご存知の通り。
2017年8月に公開された機能だ。
ユーザーは、お店に出向く前に、そのお店について質問することができ、その回答をもって足を運ぶことができる。
質問と回答の様々な使い方
このQ&Aは、ユーザーが質問してビジネスオーナーが回答をするというだけの機能ではない。
以下のような使い方が可能だ。
ユーザーが質問してオーナー側が回答をする
ユーザーが質問して別のユーザーが回答をする
オーナーが質問してオーナーが回答をする
ユーザーが質問して同じユーザーが回答をする
東京ディズニーランドの例
東京ディズニーランドのビジネスリスティングでは、ユーザーが質問をして、別のユーザーが回答するといった例が多い。
ユーザーの質問に別のユーザーが回答をするため、当然だがミスリードも含まれてくる。
ビジネスリスティングの質問と回答でFAQ作成
この質問と回答はユーザーとビジネス側だけではなく前述のように様々な使い方ができる。
ビジネスオーナーが自分で質問をし、それに対して自分で回答をするという「よくある質問と回答」を作ることができる。
それについて言及されたGoogleのページが下記リンク(英語)だ。
>> All your questions answered on Google Maps and Search
To make sure “Questions & answers” contains the most accurate and useful local info possible, business owners can add frequently asked questions and answers as well. In addition, when you ask a question about a place, we notify the business owner and other in-the-know users to see if they have knowledgeable answers to contribute.
「質問と回答」に最も正確で有用な地域情報をユーザーが確認できるように、ビジネスオーナーはよくある質問と回答を追加することができます。また、あなたが場所についての質問をするときには、ビジネスオーナーや他の知っているユーザーに、知識豊富な回答があるかどうかを通知します。
つまり、FAQの作成は自作自演ではなく、ユーザーにとって価値ある情報の提供であるということだ。
FAQ作成のビジネス側のメリット
ビジネス側がFAQを用意するメリットは様々ある。
ユーザーにビジネスを理解してもらえ、なおかつ、同じような質問に回答する手間とコストを削減できる。
そして何より、ビジネスリスティングを充実させることにより、ローカル検索で自社ビジネスが表示される機会を増やすことができる。
ビジネスリスティングを活用するオーナーの目指すところはネットからリアルへの集客であるはずだ。
Q&AとFAQの区別
ユーザーが質問したのか、ビジネス側が質問したものなのかの違いは、そこに表示されるアイコンで区別ができる。
当然ながら、どちらの立場で質問するにしても、Googleアカウントへのログインは必須となる。
ユーザーとしての質問
自分のビジネスではないところで質問する場合は個人のアカウントであるユーザーアイコンが表示される。
ビジネスオーナーとしてのFAQ
ビジネスオーナーが自分のビジネスに質問する場合、つまりFAQを作る場合は建物のアイコンになる。
- 駐車場の有無
- カードなど支払い方法
- 小さな子どもを連れていっても大丈夫か
- 禁煙・喫煙
- 購入予算以外に必要な料金はかかるのか
- 車椅子での利用は可能か
ユーザーのクエリに沿ったキーワードを使うことで自社リスティングの表示機会増加が期待できる。
ビジネス側のリスク
ユーザーが質問して、同じユーザーがそこに回答をするなどの使い方もできるため、ビジネス側から見てのリスクもある。
ネガティブな情報や、誤った情報などはGoogleに報告することで削除できる場合がある。
これは、質問や回答に「︙」と3つ点が縦に並んだ箇所をクリックすることで「報告」が可能だ。
ただし、必ず削除してもらえるわけではないことに注意したい。
削除されるかどうかは、Googleのコンテンツポリシーに違反しているかどうかで判断される。
ひとつの質問に対して回答者はひとりというわけではないので、ミスリードな回答には訂正回答を付け加えることも可能だ。
最後に・・・
ビジネスリスティングの充実は、ローカル検索で自社ビジネスの表示機会を増やすことにつながる。
「質問と回答」は、そのままビジネス側の「よくある質問と回答」として利用することができる。
ユーザーのクエリに合致した場合、リスティングが表示される可能性が高まる。そのため集客効果が期待できる。
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