家具職人が作る軽トラモバイルハウスは手作りながらさすがの技術満載

モバイルハウス

広島県で注文家具の職人をされている今田さんが、趣味の車中泊のために軽トラサンバーの上に乗せるモバイルハウスを制作された。
広島県三原市の祭りde車中泊イベント『三原車内寝泊計画YASSACAMP』で、キャンピングカーが並ぶ中、今田さんのモバイルハウスは素敵に目立っていた。
細かなところまで職人技が生かされた『乗せて移動する拠点』であるモバイルハウスをご自身に紹介してもらった。

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今田さんのモバイルハウス(乗せて移動する拠点)

モバイルハウスとは、牽引や、トラックの荷台に乗せるなどして、移動しながら車中泊できる家(部屋)だ。
トラックの荷台に乗せるタイプのモバイルハウスでは、上げ下ろしは単管とジャッキで行うのが一般的。
軽トラックの荷台に乗せる場合は、最大積載量350kgの中で制作しなければならいという制限があり、そもそも限られたスペースの中でいかに広く作るのかというのが悩みどころでもあり、それがそのまま楽しさにもなる。
今田さんがモバイルハウスを作るうえで一番苦労した点も、軽トラックの「最大積載量の350kgの範囲内に収めるための工夫」だと語る。

また、モバイルハウスと言っても、それは簡易的なものから細部まで作りこまれた本格的なものまで様々だ。
今回紹介する今田さん制作のそれは、彼自身が家具職人ということもあり、細部までこだわって作りこまれた本格的な軽トラモバイルハウスだ。

アウトドアとモバイルハウス

今田さんのモバイルハウスはSUBARUサンバートラックTT2の荷台に乗せられている。
しっかりとした設計図なしで、すべてが現物合わせで作られているとのことだ。
キャンピングカー同様、モバイルハウスの魅力は、移動地でゆったりと過ごすための時間を与えてくれること。
今田さんの制作するモバイルハウスは、普段はハウスの中で使うギャレーやポータブル冷蔵庫を外に出し、その横で料理や食事ができるスペースが設けられている。
このあたりは、しっかりと『遊び』まで組み込まれた設計になっているという点で感心する。
外から車内側にくぼんだテーブルスペースは、車内側でいうところのベッド下の空間を利用したもの。デッドスペースになりがちなベッド下の空間も、半分を車外で使うという割り切りにより有効に利用している。

ベッド下のデッドスペースを車外で利用する

200Wソーラーパネルからサブバッテリー

電力はハウス天井に100Wのソーラーパネルが2枚の計200W。
それからいったんブレーカーを通ってチャージコントローラーに接続され、サブバッテリーへと電力供給されている。
サブバッテリーから1000WのインバーターでAC100Vに変換されコンセントという流れ。
チャージコントローラーとは別に、バッテリー用のモニターも設置されている。
ブレーカーは、サブバッテリーを家庭で充電する時に、ソーラーパネルからの電流を遮断するために付けられている。
サブバッテリーはACデルコの31MFで、リザーブキャパシティ(RC)が180のもの。

最後に・・・

現役の家具職人が作るモバイルハウスということで、さすが細部にまで手の込んだ作りになっている。
できる限り重量を軽くするため、材料の選定にまでこだわり、取材時で200kgほどらしい。
窓枠も既成のものを使用せず、木材で手作りで、しかもキャビネット用のダンパーが取り付けられている。

YouTubeで詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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