アナリティクスのアフィニティ カテゴリでユーザーの興味関心を調べる方法
Googleアナリティクスでは、訪問ユーザーの興味・関心などといったライフスタイルを確認することができる。
ユーザーの年齢や性別と合わせてインタレスト(興味・関心)を確認することで、ペルソナを設定したり、すでに設定しているペルソナとの差異の確認に利用できる。
また、Google広告と連携することで配信ターゲット(オーディエンス)の最適化をはかることができ、広告の費用対効果を高めることができる。
アフィニティ カテゴリについて
アフィニティ カテゴリは、インタレスト カテゴリの一つ。
インタレスト カテゴリの中には、
・概要
・アフィニティ カテゴリ
・購買意向の強いセグメント
・他のカテゴリ
が含まれており、Googleでは主に広告との関連性に利用される。
アフィニティ カテゴリは、Googleアナリティクスの項目「ユーザー」>「インタレスト」>「アフィニティ カテゴリ」の中で確認することができる。
アフィニティとは親和性と訳すことができる。
カテゴリの総数は131個あるとのことで、2018年10月時点で当サイトでは116個確認できる。
当サイトのアフィニティ カテゴリの場合
当サイトのアフィニティ カテゴリは、以下の図のような結果となった。
デフォルトは表による表示だが、図の表示方法は棒グラフ表示にした。
上記10位までの結果でいくと、当サイトのユーザーは、
買い物は価格重視で、アマチュア写真家、新技術好きのモバイル愛好家、ビジネス専門家、漫画やアニメ好き、エンターテイメントニュース愛好家、エコ生活愛好家、スポーツと健康好き、映画好き
という結果になる。
アフィニティ カテゴリの見方
アフィニティ カテゴリは「/(スラッシュ)」で、大カテゴリと小カテゴリとに分けて表記され、Shoppers/Value Shopersの場合、Shoppersが大カテゴリで、Value Shopersが小カテゴリとなる。
ページ内では英語で記載されているが、おそらく中学英語でもなんとか意味は理解できるだろう。
詳しい翻訳は下記サイトが参考になる。
>> Googleアナリティクスのアフィニティーカテゴリー【完全翻訳版2017年9月4日版】
アフィニティ カテゴリの取得率
アフィニティ カテゴリはアクセスしてきたユーザー全てについてわかるわけではない。
表の見出し部分に「全体に対する割合:◯◯%」という部分を見ると、アクセス全体に対しての取得率が確認できる。
先の図では、全体に対する割合は63.86%とある。
これはGoogleアカウントにログインしているユーザーを対象とするものなので、ログインしていないユーザーは取得できない。
それでもおよその全体像は見えてくるのではないだろうか。
アフィニティ カテゴリは属性別で見ることができる
アフィニティ カテゴリは、男女性別、年代別などでも確認することができる。
アナリティクスのユーザー属性のそれぞれの項目をクリックしていくとアフィニティ カテゴリが表示されたページに行き着くことができる。
具体的には、年齢別のアフィニティ カテゴリを見る場合、
「ユーザー」>「ユーザー属性」>「年齢」>「Male(男性)/Female(女性)」
とたどっていく。
上記により、調べたい年代の男女別でのアフィニティ カテゴリを見ることができる。
あなたが所属するカテゴリを知る
Googleによって振り分けられたあなたの所属カテゴリを知ることができる。
Googleにログインした状態で、こちらのリンクをクリックする。
最後に・・・
Googleアカウントでは、自分がどのアフィニティ カテゴリに分類されているのかを見ることもできる。
サイト管理者であれば、アフィニティ カテゴリを知ることで、ペルソナの設計にも利用できる。
自サイトにアクセスしてくるユーザーの興味・関心を知ることで、コンテンツの設定がしやすくなるのではないだろうか。
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