兵庫県香住の中華料理白龍が作るかに味噌まんで車中食堂

兵庫県香住にある中華料理『白龍』では香住ガニ(紅ズワイガニ)を使ったかに味噌まんがSNSで話題だ。
カニの甲羅にはいったカニ味噌まんは見た目のインパクトもあるが、なによりかにの身と味噌がぎっしりと入ってたまらなく美味しい。
親子で営む店内は、けして広くはないがいつもお客さんで満席状態。

日本海側に位置する香美町香住。中華料理『白龍』は親子で営む人気店。
味付けはしっかり、でもどこか優しさが感じられる料理を目指して、お昼どきにはお客さんで満席状態となる。
白龍の真由美さんが「豚まん、かに味噌まん作りは私の癒し」というだけあって生地からしてモチモチで美味しい。
中華マンづくりが癒しと語る中華料理人も素敵だ。

車中泊愛好家なら誰もが知る道の駅あゆの里矢田川。
そこから車で20分ほどのところにある中華料理白龍。
あゆの里矢田川で車中泊した際に仲間たちと初めて訪れた。
店内でもやしラーメンをいただき、帰りにかに味噌まんをテイクアウトして帰る。
かに味噌まん660円/個だ。
ボリュームあるもやしラーメンももちろん美味しかった。

車中泊で使っている相棒のサンバーは、YouTubeの企画で、ときどき車中食堂となる。
今回の車中食堂は白龍さんでテイクアウトしてきたかに味噌まんだ。
梱包の仕方も女性らしく丁寧で品がある。
カニの甲羅に入ったかに味噌まんの姿を見ると思わずにんまりしてしまう。なんて愛らしいんだ。
袋に入ったタレもさらに小さな袋に入れる徹底ぶりには、思わず笑ってしまった。

電子レンジでも調理できるらしいが、ここは王道にのっとって蒸しあげていく。
せっかくのかに味噌まんをチンでいただくのはなんだか味気ない。ここは車中食堂なんだ。
そもそも我が食堂には電子レンジがない。
白龍の真由美さんに言わせると、蒸して食べるのが一番おいしいとのことだった。

蒸し上がったかに味噌まんをふたつに割ってみると、中にかに身とかに味噌が惜しげもなくぎっしりと詰めこまれていた。
もはや疑う余地もないくらいに車内にかにの食欲をそそる香りが立ち込めていた。
ゆっくりと口に入れると、決して濃すぎない味付けの、優しいかにの味がした。
外の皮はふっくらモチモチとしていてほんのり甘く、これもまた美味い。

届いたレターパックを開封すると、中には鮮やかなパステルブルーのTシャツと丁寧なお礼の手紙が入っていた。購入したTシャツはLサイズだ。
普段着る服といえば、黒・白・グレーのモノトーンがほとんどのなかむらは、初めて着るときは多少人目を気にしながらだったが、それもものの1分で慣れてしまった。
対応能力はまだ一応あるおっさんなのだ。