【PR】WordPressでECサイトを構築するポイントとは?必要な機能やおすすめのプラグインを徹底解説
長引くコロナの影響による巣ごもり消費の増加のため、ますます需要が高まっているECビジネス。
そこで、ブログ用CMSとしてメジャーなWordPressで、新規にECサイトを構築しようと考えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、WordPressを利用してECサイトを構築するメリット・デメリットに加え、WordPressのECサイトに用意したい機能、おすすめの決済方法といったポイントをまとめて解説します。
1.ECサイトをWordPressで構築するメリット
ECサイトをWordPressで構築するメリットは以下の通りです。
- カスタマイズしやすさ
- コストパフォーマンスの優秀さ
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
メリット①カスタマイズしやすさ
最初のメリットは、WordPressで構築したECサイトは、機能やデザインをカスタマイズしやすい点です。
WordPressには「テーマ」と呼ばれるテンプレートが無料のものでも数千以上リリースされています。
気に入った「テーマ」を選べば、簡単にサイトのデザインが可能です。
また、サイトの機能拡張もプラグインで簡単に行えます。プラグインをインストールするだけでサイトに必要な機能を追加でき、非常に簡単です。
WordPress用のプラグインは、有料・無料に関わらず、様々な機能のプラグインが数多く開発されています。
メリット②コストパフォーマンスの優秀さ
WordPressは、初期費用や運営コストが安く、コストパフォーマンスにも優れています。
WordPressには無料のプラグインも多く用意されており、ECサイト構築にかかる初期費用を抑えることが可能です。
また、WordPressはどんな人でも無料で利用できます。サーバー代とドメイン代だけで運営することもできるため、運営コストも抑えられます。
そのため、WordPressでのECサイトは、高額な導入費用がかかるEC構築パッケージや、利用手数料が発生するASPカートよりも安く構築・運営が可能です。
2.WordPressで構築するECサイトのデメリット
WordPressでECサイトを構築する際は、注意が必要なデメリットが2点あります。
- セキュリティ対策が必要
- WordPressの知識が不可欠
以上のデメリットについて、詳しく解説していきます。
デメリット①セキュリティ対策が必要
WordPressの利用者は世界中におり、ハッキングされるなどの事件もしばしば起こります。
WordPressを利用しているサイトが、何者かに攻撃されたという話もよく聞く話です。
そのため、WordPressでECサイトを運営する際は、セキュリティ対策がポイントです。
ECサイトは商品の販売を行うため、決済情報に加え顧客の個人情報なども扱います。
機密性の高い情報を扱うため、情報の漏えいを防ぐ対策が重要です。
WordPressの脆弱性をカバーできるセキュリティが必要となります。
デメリット②WordPressの知識が不可欠
ECサイトに関わらずWordPressでサイトを構築するためには、WordPressの知識が不可欠です。
WordPressは自分で初期設定をする必要があり、全く知識がない状態では挫折してしまう可能性もあります。
そのため、サーバーやドメインの設定についての知識が必要です。
また、WordPressのサイトはプラグインにない機能を基本的に付けられません。必要な機能を付けるためのプラグインの選択が必要です。
プラグインを使わずに機能を付けたい場合は、コーディングやプログラミングのスキルが必要です。プロに依頼することもできますが、想定外のコストがかかる恐れがあります。
3.WordPressでECサイトを構築するために必要な機能とは?
次で説明する4つの機能は、ECサイトを構築する上で最低限用意しておきたい機能です。
- ショッピングカート
- 決済
- 商品/受注/在庫管理
- お問い合わせフォーム
これらの機能は、プラグインのインストールによって追加できます。それでは、これらの機能の役割や、プラグイン選びのポイントを説明していきたいと思います。
ショッピングカート
ECサイトを運営する上で、必ず用意したい機能がショッピングカートです。
ユーザーは、ECサイト上で買いたい物を一時的にカートに入れておき、まとめて決済します。スーパーマーケットの買い物かごに商品を入れていくイメージと似ています。
インターネットショッピングを楽しむ際に必ず目にする「カートに入れる」や「お買い物かご」という表示が、このショッピングカート機能にあたります。もし、ショッピングカートがないと、顧客に買いたいものが複数あってもまとめて決済できません。
また、ショッピングカート機能を持つプラグインには、ほかに顧客管理やデータ分析などマーケティングに役立つ機能があるプラグインもあり、こういったプラグインを選択しておくと、のちのちのマーケティング対策にも役立ちます。
決済
ユーザーが購入する商品に対して代金を支払うためには決済が不可欠です。
以前はクレジットカードや銀行振込、コンビニ支払いという決済方法が一般的でしたが、近年ではQRコード決済や携帯キャリア決済など、多様な決済方法を選択できるようになりました。
そこで、ECサイトでも様々な方法の決済方法に対応できる方が有利です。
例えば、ユーザーが望む決済方法を選択できなかったことが原因で、最終的に決済してもらえない「カート落ち」となってしまう可能性もあります。
そのため、決済方法のためのプラグインは、多くのユーザーに対応できる多様な決済方法を選択できるプラグインがおすすめです。
商品/受注/顧客管理
ECサイトの運営には、商品管理や受注管理、顧客情報の管理も大切です。サイトの売り上げや在庫を正確に把握することで、次の商品や在庫を発注するタイミングがつかめます。
また、欠品や在庫の余剰なども防ぐことが可能です。
さらに、商品ごとの売上を把握することで、キャンペーンや宣伝などの売上アップのために的確な施策を講じることが可能です。
同時に、顧客情報も管理できれば、主なターゲット層の分析にも役に立ちます。
なお、実店舗とECサイトを同時に運営するためには、双方の商品・受注・顧客管理を連携できるプラグインが最適です。それぞれの店舗にあったユーザーとのコミュニケーションが可能となり、お客様満足度の向上にもつながります。
お問い合わせフォーム
ECサイト運営において、商品の購入を迷っているユーザーや購入後のユーザーをサポートするための「お問合せフォーム」も重要な機能です。顧客の疑問や不安、不満にしっかり向き合い対応することで、ユーザー満足度を向上できるうえ、ファン層の充実にもつながります。
お問合せフォーム機能があるプラグインを選ぶなら、ユーザーからの問合せを入力する機能に加え、入力漏れや必須事項を確認するための機能があるとさらに安心です。もし、プラグインだけでこの機能に対応できない場合には、フォームプラグインを併用することがおすすめです。
4.WordPressで決済機能を導入するには?
WordPressでECサイトを構築したら、決済を導入するためのプラグインをインストールしなければなりません。この場合、導入したプラグインにより、対応できる決済方法が異なるため注意が必要です。顧客が求める決済方法が利用できるプラグインかどうか、確認してから導入しましょう。
それでは、WordPressでECサイトの決済機能を導入するためにおすすめの「WooCommerce」と「Welcart」という2つのプラグインを紹介していきます。
WooCommerce
「WooCommerce」は、無償の決済導入プラグインで世界でもユーザーの多い代表的なプラグインです。日本国内のユーザーも多く、世界的なアクセス数の多さを誇る上位100万以上のサイトにおける約2割がWooCommerceを利用しているとも言われています。
WordPressの管理画面から管理できるうえ、セキュリティ面も迅速に対応可能です。商品販売のほかサブスクや予約販売など、さまざまな形の決済を選択できます。
WooCommearceではKOMOJUという決済代行サービスを利用可能です。KOMOJUは、基本的なクレジットカードやコンビニ、銀行振込などの決済方法が利用できるうえ、比較的新しいQR決済やキャリア決済などにも対応しています。また月額利用料なども不要で導入できるうえ、導入の簡単さも魅力です。
日本国内はもちろん、ヨーロッパや韓国、中国、APECなどでも決済のためのプラグインとして導入されています。ワールドワイドで利用できるため越境ECにもおすすめです。
Welcart
「WelCart」は、日本でリリースされているWordPress用プラグインです。多機能なうえ、無償で利用できるため、日本では導入数ナンバーワンを誇っています。ユーザーからのニーズにもこまめなアップデートで対応しており、多数のユーザーにより支持され続けています。
Welcartでは、国内15社のクレジット決済を導入できます。さらにモジュールを追加することで、クーポンや定期購入、サブスクリプションに加え、ダウンロード販売にも対応可能です。
5.WordPressでのECサイト構築はプラグインの選択が重要
もともとブログ用のCMSとして開発されたWordPressは、プラグインで機能を拡張することによりECサイトを構築できます。カスタマイズしやすくコストパフォーマンス的にもメリットが大きいですが、プラグインにより利用できる決済方法が左右されてしまいます。
そこで、WordPressでのECサイト構築には顧客ニーズの高い決済方法を利用できるプラグインが不可欠です。強いセキュリティと顧客満足度の高いECサイト構築のためにも、プラグインの選択は慎重に行いましょう。
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