浜松で無濾過生原酒が味わえるお店。鴨江の居酒屋きんかん

無濾過生原酒とは、搾ったお酒をそのまま瓶詰めしたもの。通常行う、濾過、加熱処理、加水をしていない日本酒のこと。
それを常時5種類以上味わえるお店が、浜松の鴨江にある居酒屋きんかんだ。
日本酒に詳しい大将が、味わいの異なる種類を選んでお客さんに提供している。
無濾過生原酒とは
濾過せず、火入れせず、加水をしていないしぼりたてをそのまま瓶詰めしたものを無濾過生原酒と呼ぶ。

無濾過(むろか)
通常、お米のカスなどの雑味成分の除去や、脱色の目的で行う濾過工程。それを行っていない日本酒が無濾過と呼ばれ、お酒そのものの味が楽しめる。
生
品質を保持するためなどに、通常は火入れ(加熱処理)を行う。その工程を行っていない生のままの状態のお酒。
原酒
搾ったお酒を火入れし、貯蔵した後に濾過、割り水(加水調整)を行う。
割り水は、アルコール度数の調整の為に行うが、それをしていないものを原酒と呼ぶ。
無濾過生原酒を味わえる居酒屋きんかん
浜松鴨江にある居酒屋きんかんでは、日本酒好きの大将が厳選した無濾過生原酒が常時5種類以上で用意されている。
一升瓶がひとつなくなる頃に、また違った銘柄のものを仕入れるため、伺うたびに違ったラインナップで楽しむことができる。
その仕入れも、なるべく他の銘柄と味わいが重ならないように大将が選んでいるため、産地による飲み比べで自分のお気に入りを見つける楽しさもある。

南部酒造場「花垣(はながき)」
仕入れのたびに違う銘柄を厳選しているきんかんだが、看板的な生酒もあり、そちらは高い確率でいつでもいただける。
それが大将の地元福井県の南部酒造場で作られている花垣という日本酒だ。
きんかんでは花垣ファンになったお客さんも多い。
なかむらもそのひとり。

開栓注意のお酒も
無濾過生原酒であるゆえに開栓注意な日本酒もある。普通に開栓してしまうと日本酒が噴出するらしい。
アルミキャップを付けたまま千枚通しを使って栓の真上から穴を開けて空気を徐々に抜いてから開栓するというやんちゃ者までいたりする。

季節限定の日本酒
季節限定の日本酒も楽しめる。画像は花垣の「冬のしぼりたて」。
大将のメニュー添え書きによると、
福井県:新酒らしいフレッシュな味わい。でも軽くはないです。
とのことだ。
なかむらは、この日本酒が出ると決まってオーダーする。花垣が「チョイ重」な味わいなら、冬のしぼりたては「中」な感じらしい。

地域も様々
もちろん酒蔵の地域も様々なものが並ぶ。
なかむらの実家の近くに酒蔵があったなんて知らなかった。愛知県稲沢市の純米無濾過生酒「菊鷹 ~ 菊花雪(キッカユキ) ~」。

おもしろラベル発見
日本酒のラベルはそのお酒の個性とも言える。味わいをそのままラベルで表したものや、中には面白いラベルまであったりする。
和歌山県の山廃仕込み生原酒「波乗り車坂」のキャッチコピーは、「Hey!山廃の波に呑まれちゃいなよ」だ。
呑まれちゃったことは言うまでもない。

最後に・・・
酒袋から搾ったそのままの味を楽しめる無濾過生原酒。
日本酒といっても産地や造り手によって味わいや個性は様々で、その魅力に取り憑かれているファンも多いとのこと。
日本酒好きで、昔は酒蔵めぐりが趣味だったというきんかんの大将が厳選したラインナップは常時5種類以上。
無濾過生原酒を浜松で味わうなら迷わず居酒屋きんかんへ行くべし。
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