Google「2015年版ペンギンアップデート」近日中に実施。手動から自動更新へ。

ペンギンは2016年に行進する

Googleゲイリー・イリーズ氏が「次のペンギンアップデート」が間もなく実施されることを明らかにした。
具体的な実施時期については言及していないものの

「ペンギンは来ているrealtime」

と言ったところを見るとそう遠い話ではなさそうだ。「来ている」と言っているのだから2015年中には実施されるのだろう。
ネタ元
海外SEO情報ブログ「ペンギンアップデートの次回更新は間もなく実施、今後はリアルタイム更新に

2015年実施のペンギンで白黒はっきりさせるのか?

Google「ペンギンアップデート」とは、自サイトの検索順位を上げる目的で、別のサイト(ドメイン)から自サイトページに向けてバックリンク(キーワードでのアンカーテキストなど)を貼る施策をペナルティーとして順位下落させるためのもの。
※ Googleは「ペナルティー」という言葉は使っていない。「ユーザーにとって価値あるページを評価する為に」必要な措置とのこと。しかし、実際に順位が下落させられたサイト管理者からしたらペナルティーと言わざる負えないのかも知れないが。
不自然なバックリンク施策を行っていないサイトでも、パンダ、ペンギンと聞くと企業のWeb担当者はそわそわする。
前回のペンギンアップデート3.0が2014年10月実施なのでおよそ1年がたつ。
その時のアップデート作業はGoogle中に人による手動で行われたが、今回はゲイリー・イリーズ氏が「realtime」と言っているのでシステムによる自動アップデートなのだと想像できる。
2015年4月時点では、「これらの(パンダ・ペンギン)アップデートは現在のところ、定期更新にはなっていないので、我々がアップデートを「プッシュする」必要がある」と言っていたのに、現在の10月には「realtime」(自動更新)と言及したということは、ネット上に解き放っても問題がないと思えるレベルまでそのクローラーとインデックスする為のアルゴリズムが出来上がったということになる。

すでにバックリンク・被リンク施策は終わっている。

自動アップデートであれば、前回までのGoogleの中の人が手動で行っていたそれより、短期間でインデックスは終了するはずだ。
短期間で終了するということは、徐々にではなく、一気に順位変動が起きる可能性があることにもなる。
手動でバックリンク施策をおこなったり、SEO業者からバックリンクを購入したことがあるサイト管理者はバックリンク閉じの作業を行った方がよさそうだが、間に合うかどうかは微妙と言わざる負えない。さらにその業者と連絡が取れなくなっているサイト管理者はサテライトサイトや無料ブログや掲示板のIDとパスワードを・・・無理かもしれない。

管理サイトのスパムリンクを調べる方法。

まずは自分が管理するサイトがリンクスパム判定を受けているかどうかを調べる必要がある。
こちらはWeb担当者であればおなじみの「search console」で簡単に調べることができる。
search consoleのダッシュボードから、検索トラフィック > 手動による対策
で、ウェブスパム対策が行われているかどうかを見ることができる。
ただ、Googleが自身で提供しているSearch consoleのデータに基づいてペンギンアップデートを行うかは疑問だが、一つの指標にはなる。
ここでスパム判定を受けている場合、サイト管理者は全ての仕事をキャンセルして早急にクリーンナップ作業を開始するべきであることは言うまでもない。
ペンギンアップデートに間に合わなかったとしても復帰が早くなる可能性はある。
search console

実施後の発表はGoogle+か?

前回のペンギンアップデートの実施発表はGoogle+上で行われた。
今回もやはりGoogle+で発表されるのかは不明だがその可能性はある。
「ユーザーに価値あるコンテンツを提供し続ける」ことが最大のSEO対策となっている今、Googleが手動で検索順位を操作しようとするのを嫌うのは当然の話。

まとめ

  • 近日中にペンギンアップデートが実施されることは間違いなさそう。
  • 今回からは自動によるアップデートが行われる。
  • 自身が管理するサイトのリンクスパムをsearch consoleで確認する。

ちなみにパンダはコンテンツの質を、ペンギンは被リンクなどのリンクプロファイルの質に対する評価措置。
ネット祭りは間近。

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