風流手打ちそば・うどん「佐鳴庵」でせいろそばと丼物セットのランチ

美味しいそばが食べたくて近所のそば屋を検索。そばもうどんも手打ちで、そば粉も石臼挽きしたものを使っているという佐鳴庵に伺った。
そばは三種類ブレンドした二・八そばで、産地は北海道をメインで使っているということ。
固めに茹で上げられたそばは喉越しがよく、旨かった。

佐鳴台の風流手打ちそば・うどん「佐鳴庵」

Googleの道案内で佐鳴台のパープルストリート沿い「佐鳴庵」に到着。お昼の閉店20分前の1:40分頃入店。
店内は風情があり、昔ながらのテーブル席と座敷席。
座敷席の4つのテーブルのうち、3テーブルが皮付き一枚板だった。
全席禁煙というのはもはや珍しくないですね。ましてや香りも楽しむお蕎麦屋さんとなれば致し方ない。

平日の丼ものセット (税込み980円)

平日限定で丼ものセットという丼ものとそば又はうどんのセットメニューが目についた。
・牛カルビ丼
・豚味噌焼丼
・豚キムチ丼
からの選択で、うどんか又はそばの「せいろ」と「かけ」とを選ぶシステム。
玉子丼、カツ丼がないのがちょっと意外だった。

牛カルビ丼せいろ

注文は「平日の丼ものそば又はうどんのセット」から、牛カルビ丼せいろ(蕎麦)を注文。税込み980円也。
ランチ閉店20分前ということもあってか、お客さんはなかむら以外でひとりしかいない。
他のメニューを一通り眺めている間に注文の品が運ばれてきた。
盛り付けも丁寧で、値段以上の豪華ささえある。思わず「おうぅ」と体内発音。

そばは固めに茹であげられていて喉越しがツルリとして好みだった。
そばつゆはそばの味を損なわない程度の薄味。物足りなさは感じなかった。

牛カルビ丼は、薄切りカルビに甘辛ダレと、定番だが裏切りのない味。

そばの薬味は、ネギ、大根おろし、わさびが漆塗りの専用皿に盛り付けられていて小気味良い。

蕎麦湯は食事と一緒に運ばれてきた。
そばつゆに蕎麦湯を入れていただく。食後のホッとする瞬間だ。

風流手打ちそば・うどん佐鳴庵メニュー

佐鳴庵の建屋外観

建屋外観から風情が漂う。
たぬきの置物も昔ながらの風情に一役かって愛らしい。ちなみにたぬきの後ろにはベンチと灰皿が完備。食後の一服に利用させてもらった。

佐鳴庵おすすめポイント

コシのあるそば、うどんが好みなら佐鳴庵はおすすめ。石臼と手打ちにこだわったしっかりとした味が楽しめる。
メニューも豊富で、家族連れでも安心して利用できる。お子様用の椅子も完備。