奥三河の歴史の中で車中泊。愛知県設楽町の道の駅したらで過ごすバンライフ

愛知県北設楽郡設楽町の連なる山々に囲まれるように道の駅したらはある。
3つの河川「豊川・矢作川・天竜川」の水源地を有する豊かな森に抱かれた小さな町。
設楽町で獲れたお米や農産物などが販売され、歴史に触れることもできる奥三河郷土館も併設。
廃線になった旧豊橋鉄道田口線の現物車両の展示もあり、郷土愛がつまった道の駅だ。
今回はここで車中泊させていただいた。

道の駅したら(愛知県北設楽郡)

愛知県北設楽郡設楽町という山に囲まれた場所にある道の駅したら。
奥三河のくらしとこころを伝えるをテーマにした『奥三河郷土館』が併設され、見どころもある道の駅だ。
また、1968年(昭和43年)に廃線となった旧豊橋鉄道田口線の木製車両『モハ14型」の実物が展示され、車両の中を自由に見学することができる。

24時間利用可能なトイレ

道の駅したらのトイレは24時間利用可能で、しかもとてもきれいだ。
トイレ前には共有フロアーがあり、道の駅スタンプもここで押すことができる。

つぐや 道の駅したら店前のスナップスポット

地元の方たちとの交流を深めてきたww

五平餅の販売をしているつぐやの横に写真スポットとして人形が座っている。
SNSでこの画像を投稿したら、以外にも「怖い」という反応があることに少し驚いた。
なんだかかわいいと思うのだが。

奥三河郷土館

奥三河郷土館では、設楽の自然と生きものたち、大地のなりたち、人々のくらしと社会のはじまり、歴史絵巻、民族をテーマごとに見て回ることができる。

無料エリアと有料エリアとがあり、有料エリアは一般300円、小中学生150円、未就学児無料となる。

展示されている資料のほとんどは地元や近隣の方たちからの寄贈によるもので70,000点にも及ぶ。

清嶺市場 (特産品販売)

主に設楽町で採れた特産物や加工物が並ぶ清嶺市場。
全国品評会で愛知県代表として連続入賞したお米や、ジビエ商品、採れたての高原野菜などが並ぶ。

設楽で育った特産品、加工品など品揃えも豊富だ。

清嶺食堂(レストラン)

地元トマトを使用したスパイシートマトカレーやジビエ料理、鹿肉を使った森の恵みまぜそばなど、設楽の味がつまったメニューが並ぶ。

駅の一押しは設楽町名産の絹姫サーモンを使った『絹姫サーモン定食(1,200円税込)とのことだ。

営業情報

定休日：無休
営業時間：11:00 - 15:00(LO 14:30)
電話 0536-62-1021

旧豊橋鉄道田口線モハ14号(木製車両)

道の駅したらのシンボルともなっている旧豊橋鉄道田口線で実際に使われていた木製車両モハ14号が近代産業遺産として展示されており、車両の中に入って見学もできる。
木製車両独特な美しさがあり、中に展示されている数々の資料は一見の価値ありだ。
鉄道ファンでなくとも是非見てほしい。
車両の中に入ると、まるで当時の空気が流れているかのような不思議な感覚を味わえる。

道の駅したらの周辺の観光

歴史の里 田峯城

戦国時代の痛ましい惨劇の舞台となった田峯城。
老若男女幼少問わず皆殺しになった。

〒441-2221 愛知県北設楽郡設楽町田峯城９
電話:053-664-5505
https://goo.gl/maps/nZEwCSb6Yy4j8vWv6

田峯観音 高勝寺

田峯城の守護のため創建された。

〒441-2221 愛知県北設楽郡設楽町田峯鍛治沢14
電話:0536-64-5028
https://goo.gl/maps/N6bXvuS2Kr9t6vd78

道の駅したらでの車中食

道の駅したらの駐車場にもどりそこで買ったトーチー味の鶏肉で車中飯。
味付きなのでそのままひとり用のホットプレートで焼いていただいた。
もちろんビールは欠かせない。

最後に・・・

道の駅したらの近くの観光スポット、田峯城、田峯観音と伺った。残念ながら田峯城は時間が遅く外から眺めただけだったが。
車中食は清嶺市場で購入したローチー味鶏肉をホットプレートで焼いていただいた。
とてもおいしい車中食とビール。最高の朝を迎えることができた。道の駅したらに感謝。