三原車内寝泊計画YASSACAMPで広島県三原市がキャンピングカーでの観光促進を目指す取り組み

滞在型観光地化

広島県三原市が、「ひろしまサンドボックス・D-EGGSプロジェクト」の一環で『三原市車内寝泊計画』を進めている。
動く拠点であるキャンピングカーで観光誘致を図り、地域経済を加速させていくことを目的としている。
点在する観光スポットどうしを結ぶためのインフラ整備を行う必要もないことから、持続可能な取り組みとしてなかむらも注目している。
今回は三原やっさ祭りに合わせて、8月13日、14日、15日の2泊3日、三原車内寝泊計画YASSACAMPと題し、市内の遊休地を特設会場として開催された。

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三原車内寝泊計画YASSACAMP(祭りde車中泊)

日本中が沸騰したように湯気沸き立つ猛暑で、連日テレビでは「異常な暑さで熱中症注意」の報道が流れる8月のお盆、三原車内寝泊計画YASSACAMPが開催された。
前回2021年の三原市車内寝泊計画は、佐木島を舞台に行われたいわゆる島キャンだった。
実行委員はCarstay、地元企業のKOTOYA。
今回は三原市のやっさ祭りに合わせて計画され、その日程(8月13日、14日、15日)で限定20台のキャンピングカーを募集して行われた。
やっさ祭りのメイン会場が三原駅前ということもあり、なるべく会場から近い場所ということで遊休地を利用しての車中泊キャンプ。
遊休地を活用するというのがまた素敵だとなかむらは感心する。
遊休地に価値を生み出す。さすがシェアスペースを誘致するプロであるCarstayの本領発揮といったところだろう。
ただし、車中泊キャンプを行うためには最低限のインフラが必要だ。電気、トイレ、水回りなどは今回のYASSACAMPのために整備された。

三原市車内寝泊計画YASSACAMP

イベント名:三原市車内寝泊計画YASSACAMP
拠点地:〒729-0324 広島県三原市糸崎1丁目11
期間:2022年8月13日(土)~15日(月)
チェックイン 10:00~15:00
参加費 : 2泊3日で2,000円(電源付き)
主な設備:電源・トイレ・水道・バスの巡回など

YASSACAMP会場到着(三原市糸崎特設会場)

近くのイオンで買い出しを済ませ、YASSACAMPが行われる特設会場に到着したのが13:55だった。
会場の入り口は傾斜になっているため蛇行運転で入ると、事務局で待機しているスタッフさんたちが挨拶をしてくれる。
迎えられる側としてはなんともすがすがしい気分だ。
『おひとりでやって来ても仲間がいる』という気分になれ、不安が飛んでいく。

YASSACAMP会場到着

案内された車中泊スペースに車を停め、まずは受付。
受付では無料シャトルバスのチケットと三原市やっさ祭りのパンフレットなどを受け取る。
受付は昨年の島キャンでもお世話になったKOTOYAの小松さん。
気さくに話しかけてくれる小松さんの笑顔を見ていると、おひとり様参加でも安心感が湧いてくる。

まずは事務局で受付

三原市やっさ祭り

三原車内寝泊計画YASSACAMPの会場からシャトルバスでやっさ祭りの会場である三原駅前まで移動。
夕方18時とはいえ、真夏であることには違いない猛暑の中、元気な笑顔で駅前を踊り歩く姿には感動がある。
小さなお子さんが踊る姿も多く、それを見ているだけで元気がもらえる気がするのだ。

祭りの最中に寿司居酒屋や台ずし三原駅前店で生ビール

やっさ踊りが始まってしばらくすると、生ビールが飲みたくなり、目についた寿司居酒屋や台ずし三原駅前店の暖簾をくぐった。
カウンターに案内され、まずは生ビール。
真夏の祭りで生ビールは欠かせない。そして祭りのビールほど美味しいものはないと個人的には思っている。

祭りの後の車中泊でポータブルクーラー

真夏の車中泊は初めての経験。暑い時期の車中泊は今まで避けてきた。
この日のために購入したポータブルクーラーがおおいに役立ってくれた。購入したのはシロカ除湿機能付きポータブルクーラーSY-D151
家庭用のクーラーと同じコンプレッサー式ということで購入を決めた。

コンパクトで持ち運びができる7.2kgの割には冷えてくれた。
もちろん家庭用のクーラーなどと比べると、その能力は劣るのだが、真夏の車内で寝苦しい夜を過ごさずにはすむ。
ただし、1Lのドレンタンクは数時間で満杯になってしまい、それにより運転が停止する。
つけっぱなしで夜に2度ほどドレンタンクの水を捨てることになった。

シロカ ポータブルクーラー

ポータブルエアコンが停止すると、それにはすぐに気が付く。なぜなら暑さで目が覚めてしまうからだ。
それだけこのエアコンが役目を果たしてくれているということなのだろう。
ドレンホースをつなげることもできるのだが、排出をどうするか悩む。

三原うきしろ八景(道の駅 みはら神明の里)

会場近くの道の駅みはら神明の里からのうきしろ八景の眺望は最高だ。瀬戸内海に浮かぶ島々の神秘に心惹かれる。
ちなみにみはら神明の里は車中泊お断りの道の駅なので注意したい。

YASSACAMPじゃんけん大会

昨年の島キャンでも行われたじゃんけん大会はYASSACAMPでも健在だった。
三原市の特産品がずらりと並べられ、じゃんけんで勝った人から好きなものを選ぶ。
こどもはもちろんのこと、大人たちも盛り上がる。
ちなみになかむらは奇跡のビリだった。それでも日本酒をゲット。
商品がなくなるまでじゃんけんは行われる。

無料シャトルバスで尾道平原温泉ぽっぽの湯(広島県尾道市)

YASSACAMPでは一日に何便もの無料シャトルバスでの送迎をしてくれている。
なんとも至れり尽くせりのイベントだ。
日帰り温泉にもシャトルバスでの送迎あり。広島県尾道市のぽっぽの湯。
サウナーのなかむらにはありがたいことに、サウナルーム内の温度が高めで設定されており、3セットともしっかりと整う感じを味わうことができた。
しかも天然温泉だ。

尾道市『ぽっぽの湯』

2022やっさ花火フェスタ

三原やっさ祭りの8月14日(日)は、2022やっさ花火フェスタ。
特設スペースを用意していただき、さらにそこまで無料シャトルバスでの送迎あり。
『三原から届け!希望の光』とのサブタイトルが付けられた花火大会は、コロナ禍にあることで規模が縮小されての開催らしい。
これで縮小されたものなのかと感心するほどの迫力と感動があった。

※ 是非この感動を下の動画で味わってほしい

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YASSACAMP最終日の朝

YASSACAMPの最終日の朝は、朝8:00からラジオ体操が始まり、子供たちによるスイカ割。
ラジオ体操は寝坊して参加できなかったのは残念だが、ギリギリ子供たちのスイカ割は見学させていただいた。
子供たちの笑顔と無邪気な笑い声を聞いていると、なんだか元気がもらえる。
もちろん冷えた美味しいスイカもいただいた。
夏のスイカは最強だ。

最後に・・・

三原市主催で行われた三原車内寝泊計画YASSACAMPは、Carstay主導で計画実施され、地元の企業であるKOTOYAも協力しての車中泊イベント。
三原市は日本一キャンピングカーに優しい街づくりを目指している。
車内寝泊計画は今回を含め2回開催されているが、3回目を秋に計画しているとのことだ。
2泊3日での参加費用は2,000円で電源付き。
三原市のプロモーションを兼ねているので動画や写真撮影ありなので、顔出しNGの方には推奨できないが、それがOKなら、車中泊キャンプという、同じ趣味をもった仲間たちと楽しい時間を過ごすのに三原車内寝泊計画というイベントは絶対的におすすめだ。

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