定食レストランやよい軒に何故か足が向く理由

やよい軒

ファミリーレストランの影が薄くなっていく中、いつの間にか店舗数を増やしている定食レストラン「やよい軒」。
ご飯に味噌汁、おかずにちょっとした副菜が、膳の上に並んだ姿は、日本人にとって安心感がある。
やよい軒に足が向くのはそういった日本人に刻まれたDNAによる宿命かも知れない。
オーダーは、店に入ってすぐの券売機で食券を購入して行う。

やよい軒

やよい軒の会社は、持ち帰り弁当店「Hotto Motto(ほっともっと)」を手がける株式会社プレナス。
サバの塩焼き定食、肉野菜炒め定食、なす味噌と焼魚の定食など、日本人にとっては耳障りの良いメニューが並んでいる。
また、季節に合わせた限定メニューもあり、その目新しさにリピーターも増えている。

やよい軒メニュー

やよい軒の豊富な定食メニュー

やよい軒に入ると、まずは券売機で食券を購入する。
液晶画面に映し出される豊富なメニューから選んで店内に移動する。
ご飯はお替り自由。
ご飯を十六穀米の小か大に変更が可能だが、その代わりお替りはできなくなる。
ちなみになかむらはいつも十六穀米の大に変更している。この変更も券売機で行う。

牛焼き肉定食(720円)

タレの下味がついた牛バラ肉の上から白ごまがふりかけられている。
少々硬い肉質だが、720円という値段でバーターだろう。
焼き肉の下にはもやしが敷かれている。
牛カルビ定食

しょうが焼き定食(630円)

豚肉の生姜醤油タレで炒めたしょうが焼き定食。生姜の風味よりも野菜の甘さが目立つ。
しょうが焼き定食

肉野菜炒め定食(690円)

もやし、ピーマン、豆苗などの野菜と豚バラが香ばしく炒められている。味付けは少々控え目な感じ。
肉野菜炒め定食

すき焼き定食(890円)

牛肉、白菜、ネギ、豆腐、しらたき、うどんと、すき焼きの定番具材に甘辛たれ。
甘さが目立つ味付けは好みの分かれるところかも知れない。
肉の量が多い「特すき焼き定食(1,280円)も用意されている。画像は特のない通常のすき焼き定食。
すき焼き定食

ご飯を十六穀米の大に変更

お替り自由なご飯は十六穀米に変更することができる。十六穀米はお替りはできない。その代わり小と大から選べる。
大はお茶碗に山盛りで運ばれてくる。
十六穀米の大

やよい軒の店内の様子

やよい軒店内の席は、それぞれが腰くらいの高さの間仕切りで仕切られており、適度なプライベート空間で食事が楽しめるようになっている。
やよい軒の店内の様子
カウンター席もあり、ひとりでも気兼ねなく食事ができるのはありがたい。
テーブルには醤油や七味唐辛子などが置いてある。
醤油と唐辛子は設置されている

漬物の食べ放題

それぞれの席には透明な器に入ったお漬物が設置されており、こちらは食べ放題になっている。
頼んだ料理が運ばれてくる間の待ち時間に、これをちびちびいただくのがなかむらの密かなトレンドとなっている。
食べ放題のお漬物

最後に・・・

特にこれがオススメというメニューはない。でも、それが定食屋さんの良いところでもある。
奇をてらったものもなく、味も平均的というのは大切な要素だとさえ思えるやよい軒。
ファミレスでハンバーグやステーキも良いが、そればっかりではない。
定食が食べたくなったら(その衝動はなんとなくやってくる)、メニューが豊富なやよい軒はオススメだ。

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